紙処なごみでは、和紙・色紙・水引の中でも、特にお客様に人気の商品をご用意しています。なかでも石川県産の和紙には力を入れており、金沢の「二俣和紙」をはじめ、輪島の「能登仁行和紙」、白山市の「創作和紙DAICH(だいち)」など、こだわりの地元和紙を取り扱っています。
二俣和紙の歴史は古く、加賀藩前田家の庇護を受けて発展。1300年以上の歴史を持つ、まさに石川県を代表する伝統の和紙です。
現在は、斎藤博氏によりその伝統が受け継がれており、紙の原材料である「楮(こうぞ)」の栽培から行い、伝統の製法を忠実に守っているのがその特徴です。
二俣和紙は、和紙そのものの風合いが魅力で、美術工芸紙や箔打紙、加賀奉書をはじめ、さまざまな用途で利用されています。
仁行和紙は、石川県輪島市で製造されている和紙です。遠見周作氏が創始し、現在は遠見京美さんによりその技が受け継がれています。仁行和紙の特徴は、さまざまな植物繊維と、さらに植物だけに限らず海藻、ミョウガ、珪藻土など、多彩な原料を使って表現されるその独特な表情です。
なかでも杉皮を使った和紙は今まで前例がなく、その自然的な味わいからインテリアや建築資材としても人気を集めています。
石川県白山市の吉野谷で製造されている和紙。創始者である山浦定雄氏は、手漉き和紙職人として全国を渡り歩き、現在の白山市吉野谷にて「創作和紙・DAICHI」の名で創作活動を開始。DAICHIの特徴は、既存の概念にとらわれることなく、豊かな発想で新たな和紙の創作を生み出している点です。
他に類を見ないその独特な質感は、見る者の創造性をくすぐり、創作意欲をかきたてる不思議な魅力を持っています。
- 友禅和紙
- むら染和紙
- 板締和紙
- もみ和紙
色紙は作品を引き立てる大切な脇役です。ご自分の作品に合うこだわりの色紙をお探しのお客様は、是非一度ご来店ください。
絹巻と羽衣の2タイプをご用意。お色はそれぞれ人気のカラー30~40色を常備しています。価格はそれぞれ1本90㎝で、絹巻水引が30円、羽衣水引が35円です。水引の結び方がその場で学べる「ミニ教室」も随時おこなっております。ご来店時に他にご予約がなければ、常時受け付けておりますので、興味のある方はお電話の際にお尋ねください。